・有田一成さんが率いるTAILOR & CUTTERのMTMスーツです。1930年代のスーツスタイルからインスピレーションを受けてオーダー。ジャケットのワイドラペル、拝み一つボタン、ブレイシーズ吊り2インプリーツの裾幅24cmトラウザーズなど…スーツが最も美しかった当時の意匠を参考にしています。・画像ではスリーピースで着用しておりますが、今回はジャケットとトラウザーズの出品です。ご注意下さい。サイズに関しては、仕様書を3枚(17〜19)添付しておりますのでそちらをご参照下さい。数字が分からない所はコメントにてご質問頂けると助かります。特段の痛み、汚れはございませんが、微起毛の綾織生地であるため、トラウザーズの内股に若干の毛玉、スレがございます。紡毛系の生地では着用すると自然にできるものなので、予めご了承下さい。★着用私見TAILOR&CUTTERの真骨頂であるロープドショルダー、肩〜胸周りのボリューム、ウエストの絞り、蹴回しの美しさ、カッタウェイフロント、拝みボタン、フレア袖など…異彩を放つ独特のディテールも相まって、街を歩くとよく声を掛けられます。英国ホーランドシェリーの秋冬生地"city of London"は目付420g/mの綾織。ゴリゴリの地厚な生地ではありますが、綾織特有のしなやかさと意外に柔からさもある素晴らしい生地です。着込めば着込む程によくほぐれ、経年変化も楽しめます。ブレイシーズ吊り2インプリーツ、裾幅24cmのトラウザーズも非常に美しい仕様です。陸上体型で足が太く、テーパードが似合わなかった為に仕方なくこの太さで作りましたが、不思議と足が細く、長く見えるつくりになっています。クリースラインのエッジが鋭くなるのも理由の一つでしょうか。ジャケットの袖裏には、英国LBD社の黒白ピンドット柄の裏地を据えています。ぜひダブルカフスのシャツと共に、袖口を演出して楽しんでみて下さい。